グローバル化、業界再編、リストラ……、企業を取り巻く環境は激変している。ライバル会社はどうなっているか、徹底レポートする。

テレビ局は新たな「二強」の時代へ

表を拡大
【情報通信・ガス・電力】年収、平均年齢、従業員数

テレビ局では、テレビ朝日の躍進が目立つ。2013年の年間視聴率がゴールデン帯(19~22時)で1位になり、プライム帯(19~23時)も制し、二冠王を獲得。1957年の開局以来初のことだ。

この約30年間はバラエティーやドラマなどで高視聴率を獲得するフジテレビや日本テレビの「二強」を追う立場だった。今や、視聴率獲得競争で日本テレビと首位を争うまでになり、新たな「二強」の時代になりつつある。

(ライヴ・アート=図版作成)
【関連記事】
なぜNTTドコモは野菜会社を買ったのか
「格安スマホ」はどこまで広がるのか
SIMロック解除で収益低下する通信「寡占」大手の困惑
シェールガス輸出解禁は電力会社を救えるか
NTTドコモ新社長はアマゾン、楽天を追いかける【1】