グローバル化、業界再編、リストラ……、企業を取り巻く環境は激変している。ライバル会社はどうなっているか、徹底レポートする。

日本航空は「反転攻勢」へ出るか

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【運輸】年収、平均年齢、従業員数

航空業界は、大手2社が市場を押さえてきた構図に変化の兆しが見えつつある。全日空と日本航空の争いにスカイマークが加わり、さらにLCC(格安航空会社)が次々と進出する。熾烈な競争の中、格安の波が押し寄せている。この「価格破壊」と、グローバル化が改革に拍車をかける。

全日空は2014年4月に入社する客室乗務員から、契約社員としての採用を正社員雇用へと切り替える。国内線に加え、国際線の要員も増やし、体制を強化することでグローバル化に備える。一方で、高コスト体質にもメスを入れる。世界の大手航空会社の中でユニットコスト(1座席を1キロメートル運ぶのにかかる費用)が依然として高い。東京・汐留のグループ本社フロアを縮小し、賃料などを含め、経費の削減を目指す。

(ライヴ・アート=図版作成)
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