日本のテクノロジー産業は、中国や韓国、台湾などのメーカーに対して競争力を失っていると言われるが、こと電子部品業界ではその指摘は全くあたらない。

2014年の電子部品の生産額は21兆5230億円(JEITA推計)。その中で日本勢は約40%のシェアを占める。素材から部品を作る力や長年かけて積み上げてきた技術力は海外他社に追随を許さず、高いシェアによる量産化に近年の円安も相まって、コスト競争力はさらに高まってきている。その中でも、独自路線で伸びているのが日本電産だ。
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(構成=衣谷 康)

