ドンキホーテホールディングスのカリスマ創業経営者、安田隆夫氏が経営の一線から退いた。業界の常識を無視した「異端児」が今や、既存の小売業大手を脅かす存在に成長した。それは、「安田隆夫」というカリスマの存在なしにはありえなかった。最愛の「わが子ドン・キホーテ」を手放した今の心境を、安田氏が激白した。
ドンキは「親離れ」をしなくてはいけない
《「深夜営業」「圧縮陳列」「手書きポップ」「『驚安の殿堂』の看板」──。唯一無二の業態を創造し、日本最大の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」をゼロから1代で築き上げたカリスマ経営者の安田隆夫氏が、前期末の6月30日をもって、自ら完全引退を果たした。この7月から安田氏は、ドンキホーテホールディングスの「創業会長兼最高顧問」に就任している。これは代表権のない、さらには取締役会メンバーですらない名誉職だ。
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