TEDxを見て「やる気」が自分史上最高に!

TEDx(テデックス)をライブで見てきた。

スティーブ・ジョブズ、マイケル・サンデル、ビル・クリントン、U2のボノ……。世界の名だたる著名人や知識人、経営者、起業家、発明家などが「世界に広めるべきアイデア」をプレゼンテーションする場、TED。

ご存じのように、その映像はテレビやYouTubeなどで世界中に無料で配信され、誰でも見ることができる。

しかし、実際に本場アメリカのTEDのメンバーとして運営に関わったり、生のプレゼンを聞いたりするには基本的に会員にならなければならない。年会費は8500ドルだ(約101万円)。新規加入したい場合、現会員メンバーの紹介が必要とされる。日本から加わっているメンバーはまだまだ少ないようだ。

「100万円」の価値がある入場チケットは、Boarding pass(搭乗券)という粋なデザイン。

TEDxは、TEDが企業や学校、コミュニティなどとコラボレーションして世界130カ国で行っているもの。TEDの正式なライセンスを取得し、プレゼンの人選や運営などを独自に実施するのだ。

7月半ば、そのTEDxとJAL、三菱商事など数社が協賛して開催されたTEDxHaneda。

世界に配信される各界の最先端を走る人々の生のプレゼンを聞く機会は、100万円の年会費のTEDに匹敵する価値があるかもしれない。いや、絶対にある。

会場は、羽田空港国際線旅客ターミナルにあるTIAT SKY HALLという200人ほどを収容できるホール。受付で迎えてくれたのは、制服姿の現役キャビンアテンダント(CA)。入場チケットは、Boarding pass(搭乗券)という粋なデザインだ。