お金持ちは社会に貢献する

明治の始まりから現在まで、日本ではどんな人たちがお金持ちだったのでしょうか。

まず明治のお金持ちといえば、「三大財閥」が挙げられます。江戸時代後期の呉服商・両替商だった三井家。江戸時代中期に銅山で成功し、のちに両替・金融業に進出した住友家。明治に入ってから政商として活躍した岩崎弥太郎が、鉱山、造船、銀行、不動産などに進出した三菱家。この三大財閥のほかにも、渋沢栄一、大倉喜八郎、安田善次郎など、新しい産業で成功するお金持ちが多く出現しました。