[天ぷら]畑中
――食材を揚げたときのみにでる味わいを感じる
路地にある小体な天ぷら専門店。玉締め胡麻油で揚げるため「軽くてもたれない」と藪さん。
東京都港区麻布十番2-21-10 TEL/03-3456-2406
営業時間/17:30~20:00(入店) 水休(ほかに日月連休の月休)
カウンター10席、テーブル4席 カード可 禁煙
【1】巻海老はややレアに揚げる。「天ぷらを揚げているときは、集中するために無言になります」と畑中宏祥さん。
【2】締めのかき揚げは食べ方を選べる。天茶にするなら、塩味をつけた濃い煎茶に入れて。締めは天丼も選べる。
【3】手前は千葉県鋸南のいんげん。細くても味は濃厚。三重県鳥羽産の牡蠣は驚くほどジューシー。イタリアビールと「ラ・ペトロニョーラ」(1188円)好相性。
【4】穴子は捌きたてを使うためふんわり。日本酒は上喜元・純米1合972円など。
(上島寿子=構成 岡村智明=撮影)