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そんなには単純ではない出生率の計算式(PIXTA=写真)

「日本創成会議」が今年5月、人口減少に歯止めがかからず、最終的に消滅する可能性のある自治体が全国に896もあると指摘。少子化の事態の深刻さを改めて思い知らされた。こうした際にクローズアップされるのが「出生率」だ。しかし、この出生率のことをどれだけ理解できているのか。

その年に生まれた子どもの数を出産できる女性の数で割ったものと考える人が多い。しかし、国立社会保障・人口問題研究所の岩澤美帆室長は、「それですと、どの年齢の女性が多いかで指標が影響を受けて、国や時代で比較ができません。そこである年における年齢別の出生率を15歳から49歳までについて足し合わせた『期間合計特殊出生率』がよく用いられています」という。

(PIXTA=写真)
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