約20倍! 超人気の“自衛隊コン”潜入
“婚活パーティ”のバリエーションがどんどん増えているのをご存じだろうか。
・あるエリアが日時限定で婚活会場になる“街コン”
・一緒に料理をしながら触れ合う“料理コン”
・スタジアムで野球観戦をしながら婚活できる“ベースボールコン”
マニアックなところでいくと、
・神社仏閣好きが集まる“寺社コン”
だが、アラサー女子にもっとも人気なのが“自衛隊コン”だ。
文字通り、男性は全員自衛隊員&自衛官。うまくいけば“自衛官妻”になれてしまうという、職業限定婚活なのだ。とは言え、高収入が期待できる医者や弁護士ならいざ知れず、自衛隊の魅力って一体なにか。
これまで(筆者に関して言えば)完全にノーマークだったこの職業に、果たしてどんなメリットがあるのか。そして、自衛官妻になりたい女子はどんな人たちなのか。さっそく現場からレポート!
今回取材させていただいたのは、海上自衛隊主催、「自衛隊プレミアムクラブ」が運営する「第54回トーキングフェスティバル」。パーティ会場は某ホテルの宴会場で、フリートークの時間がメインのオーソドックスな婚活パーティスタイルだ。
5000円の参加費を払って出会える男性は、3海曹以上(海上自衛隊の階級のこと)の自衛官、事務官、技官55名。一方の女性は、驚くべきことに50名の募集枠に全国から1000名以上が応募し、当選したのはたったの61名。本当にすごい人気なのである。中には、沖縄からわざわざ飛行機に乗ってやってくる猛者もいるという。
ざっと会場を見まわしてみると、女性の年齢層は普通の婚活パーティよりやや高めか。30代メインの20代~40代といったところ。結婚式!? と見紛うような格好の人もいるにはいたが、みなさん一様に“適度なお洒落”でいい感じ。「かわいいんだからわざわざ婚活しなくても……」と余計なことを言いたくなるような美人さんもいる。
で、彼女たちのお目当て男性陣は、白い制服もしくはスーツでビシッと正装。日に焼けた肌とのコントラストで、イケメン度が3割くらいは増していそうである。そして、なかには本物のイケメンもいる。どれほどのカップルができるのか、非常に楽しみだ。