世間のことがある程度わかった大人になってから、受験科目を見直してみると、なかなか知的好奇心をくすぐるものがある。もはやテストの心配もない。「大人の教養」を楽しんで身につけてみませんか?

人物、時代、地域をリンクさせて考える

代々木ゼミナール講師 祝田秀全 
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所を経て代ゼミ世界史講師に。『忘れてしまった高校の世界史を復習する本』など著者多数。

試験の世界史がつまらないのは「暗記科目」という思い込みがあるからでしょう。起こった出来事や人物名、その年号などを詰め込む。これでは興味が湧くわけがありません。

教える側も古代から始まって、中世、近世と区切ったり、中国なら中国と国別に歴史を語る傾向があります。しかし、歴史は時間的にも空間的にもつながりがあります。すべてはリンクしているのです。歴史上の出来事は何が発端となり、人物や国がどう関与したか、その思惑や時代の流れとともに捉えるものです。