一に「会計」といっても、「企業会計」と「税務会計」の2つに大別される。

前者の企業会計は、さらに会社法と金融商品取引法(金商法)に基づくものとに分かれる。すべての会社を対象にした会社法によって作成される会計は、仕入先や借入先などの債権者と株主との利害調整を主目的の一つにしている。具体的には、株主総会で決算の承認を受けるための計算書類を作成する。

(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)