部下を動かす前に「何が見えているか」を知る
部下との話が噛み合わないとき、私たちは「伝え方が悪かったのか」と考える。
もちろん、伝え方を工夫することも重要だ。
しかし、その前に確認したいことがある。
自分には何が見えているのか。
そして、相手には何が見えているのか。
同じ会社で働き、同じ会議に出て、同じ資料を読んでいても、人はまったく同じものを見ているわけではない。
経験も違えば、関心も違い、立場も違う。だから、同じ情報を前にしても受け取るものが変わる。
「なぜわからないんだ」と考える前に、「この人にはいま、何が見えているのだろう」と考えてみる。
そして、必要であれば自分に見えている景色を説明し、ときには問いかけながら、相手自身にも新しいものが見えるようにする。
馬場氏が描くエグゼクティブコーチの「観る力」は、部下とのコミュニケーションに悩む管理職にとっても、大きなヒントになるのではないだろうか。
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