グローバル化で、盛んになる企業の合併・再編。日本企業がこれまでどのような合併劇を経てきたのか。過去30年の大きな流れをまとめた。

08年秋のリーマンショック後は守り志向の再編が強くなった。11年のパナソニックと三洋電機の統合もリストラ狙いの後ろ向きのもの。NECとカシオ、日立製作所の携帯電話事業など事業統合も増えたが、これも守り志向だ。

大きな話題では10年のキリンとサントリーの経営統合の破談がある。守りの統合ではなかったが、公開会社と非公開会社が一緒になるのは難しい。企業文化が大きく異なるからだ。

今後、強まると予想されるのは、日本市場の小さな枠ではなくグローバルを意識した合併や統合だ。鉄鋼業界では、新日鉄と韓国のポスコ、中国の宝鋼集団、インドのタタ製鉄の4つがくっつくケース。これくらいやらないとミタルに対抗できない可能性がある。