コストを抑えられる唯一の手

「採算が合わないからできない」と断りかけた伊達さんだが、以前から「なにか新しい事業をつくりたい」と思っていたこともあり考え直した。

「スズキはインドでのシェアが高い。そして、インドのITなどが注目されている今、日本とインドの関係は今後も増えていくでしょう。そこに特化していけば、仕事になるんじゃないかと思いました。また、私たちは結婚式場の厨房設備を持っています。結婚式は、土日は忙しいけれど平日は割と余裕があるので、遊休資産を活用すればコストも抑えられると考えました」(伊達さん)

鳥善では木、金曜日にブライダル用のフランス料理を用意している。そこで月、火曜日にベジタリアン食をつくることで、元からある設備を有効活用することにした。