自宅の本棚を書店に見立てる
一方で、本を買ったその日の帰り道は、誰しもホクホクで本が読める状態です。電車の中でも、歩きながらでも読めますが、翌日、翌々日と経つうちにみるみる興味が薄れていきます。この読書モチベーションの初速をなんとか持続できないか……。
そこで、私は「読書初速の捏造」というテクニックを始めました。
自宅の本棚は、どうせ「読めるはずのない量の本がある場所」なのだから、いっそのこと、その本棚を書店に見立てる、というものです。
あなたの本棚は書店です。面白そうな本を何冊か選びます。手に取ってワクワクさせてくれた、どこまで読んだか記憶が怪しい(あるいは1ページも読んでいない)何冊かを、あなたは今新しく買いました。そして、綺麗に拭いたテーブルに置き、新品の本として読み始めます。
これを、週末や休みの日だけでもやってみましょう。積ん読の罪悪感は吹き飛び、すべての本が新しく買った書籍として目の前に現れます(使用感のある本なら、古書店で買ったと思いましょう)。これもまた、自分を欺き、飼いならす一つの方法です。
Googleカレンダーを活用する
仕事のできる人や偉い人は「一番の財産は時間」と言います。
しかし、私は掛け替えのない一番の財産は「興味の初速」だと言いたい。
知らない物や作品に興味を持ったらその場ですぐに視聴や試し読みをしましょう。オンラインショッピングや電子書籍で買えたら買ってしまいましょう。
配信されている映像作品ならスマホでその場で最初の数秒だけでも再生してしまい、「いいね」や「マイリスト」などでマーキングしておきましょう。その日は忘れても、マーキングしておけばいつかのタイミングで出会えます。
どうしても読みたい、観たいものならその場でGoogleカレンダーの空いている時間に「○○を観る日!」と入れましょう。TVプロデューサーの佐久間宣行さんも、あまりに多忙で空き時間がないので、カレンダーに映画や演劇の舞台を観る時間をあらかじめ決めて入れておき、そこは仕事の予定と同様にブロックしているそうです。
未来の自分を部下だと思って指示を出すのです。過去の自分からの指示なので、意思決定のストレスも減らせます。習慣化すればかなり簡単です。自分の興味を過信せず、あの手この手で未来の自分にリマインドを送り続けましょう。


