「期日を守る人」は仕事が途切れない

同い年でも老けて見える人と若く見える人の、どちらに仕事を頼みやすいでしょうか。やはり元気ではつらつとしたイメージの、見た目が若い人のほうではないでしょうか。人は見た目で90%を判断されるといいます。服装や清潔感など、若い頃よりさらに気をつけなければいけません。

期日を守り続けるというのは大変です。時には事故や病気などで、自分が意図していないのに約束に間に合わないことがあるかもしれません。僕はそんな不測の事態に備えて、1~2カ月分の仕事を前倒しで進めています。

もちろん、早くやるからといって手を抜くわけではありません。1日の予定をきっちり整理し、効率的に仕事をしているだけです。そして、期日に間に合ったらこれをしようという楽しみを用意しておきます。

終わらなければできないのですから、とにかく必死に頑張ります。こうして捻出した時間で、ゴルフなどの遊びを本気で楽しむのです。皆さんも定年後は会社に勤めていたときより、自分を律しないといけません。会社にいるときは仲間がいて期日が守られていきます。起業をする場合、僕と同じように1人でやらなければいけません。

年を重ねるとどうしても動作が遅くなってしまいますし、自分だけだとどうしてもダラダラしてしまいます。それを防ぐために、年間スケジュールを立てることをおすすめします。

スケジュールを立てるときにまず初めにするのがゴールを明確にすること。漠然としたものでは1年間はあっという間に過ぎてしまいます。

自宅でパソコン作業を行っている日本人ビジネスウーマン
写真=iStock.com/SetsukoN
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「老後の夢」は必ず家族の確認を取るべき

例えば店の開業を目標にするのであれば、食品衛生責任者の資格を取る、飲食店営業許可を申請する、防火責任者の資格を取る、○月○日にオープンするなどのできるだけ具体的な目標を設定します。

デザインなどクリエイティブな仕事で独立した方は、締め切りより早めの設定をするだけでなく、早めに依頼をもらった場合は、期日がまだあるから後でやろうと思うのではなく、自分ができる早さの限界を考えて締め切りを設定し、どんどん先に進めましょう。

定年後の暮らしについては、妻や子どもたちの理解と協力が不可欠です。特に自宅を事務所や店として使用したいと思っている場合は、生活する場所との区別についてじっくり話し合いましょう。