「元」と「前」はみっともない

以前、名刺をいただいたことがあったのですが、その名刺に元○○と書いていました。その肩書から離れても同じように呼ばれたいと思っているところに、何ともいえない「哀れ」を感じました。肩書がなくても自分を誇って紹介できる人物に人は惹かれます。

田舎暮らしに憧れて定年退職後に移住し、失敗した人の多くは前の肩書をひけらかし、都会との違いを「これだからダメなんだ」と地元住民の方に言っていることが原因だそうです。今まで大企業に勤めていようが、素晴らしい役職であろうが、その土地で住むことに関しては初心者です。「学ばせていただいています。いろいろと教えてください」という気持ちでいないといけないのです。

60代はいわば「第二の青春」です。肩書という古くさいしがらみこそ、あなたにふさわしくありません。ぜひ前を向いていこうではありませんか。