血管を若々しく保つ「赤い食べ物」
カテキンは緑茶に含まれ、特にエピガロカテキンガレーテは脂質改善作用、血圧低下作用、内皮機能改善作用、抗動脈硬化作用を有しています。
アントシアニンはベリーや赤キャベツなどに含まれていて、脂質改善作用、抗酸化作用、内皮機能改善作用があり、心血管病を低下させる作用があります。
非フラボノイド系ポリフェノールのレスベラトロールは赤ワイン、ブドウ、ベリーなどに含まれており、内皮機能改善作用、血圧低下作用、抗炎症作用、サーチュイン刺激作用、NO(一酸化窒素)合成調節作用があります。同じく非フラボノイド系ポリフェノールのクルクミンはウコン(ターメリック)に含まれ、抗炎症作用、抗酸化作用、内皮機能改善作用などの心血管病予防に良い作用があります。
カロテノイドは多くの果物や野菜の色を形成している生理活性化合物であり心臓保護に働く抗酸化作用を有しています。主なカロテノイドにはリコペン、ベータカロテン、ルテインがあります。リコペンはトマトと赤い果物に含まれていますが、悪玉コレステロール酸化抑制作用、血圧低下作用、内皮機能改善作用などがあるため心血管系の健康維持の作用が認められています。
ベータカロテンは抗酸化作用があり体内でビタミンAに転換されますが、酸化ストレス低減作用、免疫作用亢進作用、脂質異常改善作用、動脈硬化改善作用によって心血管病予防に効果があります。
病気に負けない体を作る「緑の野菜」
ルテインは葉物緑色野菜に存在し、抗酸化作用、動脈機能改善作用で心血管病を予防します。
グルコシノレートは硫黄を含む苦味化合物であり、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどに含まれ、抗炎症作用と抗酸化作用で心血管病予防に役立ちます。
グルコシノレートの中でもスルフォラファンはブロッコリーや他の十字花科の野菜(ブロッコリー、キャベツ)に含まれており、抗酸化作用、血管内皮依存性血管拡張作用、抗動脈硬化作用、解毒酵素亢進作用、抗炎症作用などを認め、心血管病予防に役立っております。
インドール3カルビノールは十字花科の野菜(ブロッコリー、キャベツ)に含まれており、エストロゲンの代謝調節作用、抗炎症作用、抗酸化作用のために心血管病予防に働くと報告されています。
サポニンは様々な植物由来のグリコシドであり、豆類とハーブに存在します。サポニンは抗酸化作用と脂質低下作用により心血管系の健康維持に有益です。特に大豆に含まれるサポニンには、脂質低下作用、コレステロール低下作用、抗酸化作用があります。また、ニンジンサポニンはニンジンに含まれ、内膜機能亢進作用、血圧低下作用、抗酸化作用があり、これらの作用は心血管病予防につながります。
タンニンはお茶、赤ワイン、柿やブドウ、バナナなどの果物に含まれ、抗酸化作用、抗炎症作用、血圧低下作用、脂質低下作用、内皮機能改善作用などがあり心血管病の予防作用があります。

