AIやネットで調べるべき情報

何でも医者に聞いて診察時間を長引かせるのは、待合室の患者さんたちを思うとご容赦願いたい。今は便利なネット社会。医者に求めすぎず、自分でできる情報収集は自分でするべきでしょう。ただしネットの情報は玉石混交。古い情報や問題のある治療法、エビデンスのない民間療法や健康食品を信じ込み、「この治療法を」と医者に突きつけるのはやめてほしい。

ネットで調べるのは、医学用語の意味や処方された薬の情報などはもちろんですが、ぜひ見てほしいのが『The New England Journal of Medicine』や『The Lancet』など海外の一流医学雑誌に掲載された、大規模調査の結果や最新研究リポートなどの統計データです。

日本の学会や厚労省のホームページには、自分たちで適当に決めた基準値が書かれていますが、比較すればそれがいかにいい加減な数値であるかが分かるでしょう。今はネット上に翻訳機能もあるので、一度見てみるといいと思います。

AIが有益な回答を返してくれる質問

AIを活用する場合は、質問の仕方がカギ。「1日の塩分量の目安は?」と漠然とした聞き方だと、深い情報は得られません。「先進7カ国で定められた塩分量は?」とか、「『The New England Journal of Medicine』に掲載された、一番死亡率が低い塩分量は?」など、より具体的な質問を重ねていくと、欲しかった情報が見つかるでしょう。今後AIは心強い味方になります。認知症のリスクに関係する脳の前頭葉は新しい刺激が大好きですから、苦手意識のある人こそ、ぜひ試してください。

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