誤解や理解不足を防ぐ方法

どんなに医者がかみ砕いた言葉を遣おうと、医学的な説明は難しいと感じるかもしれません。特に重篤な病気が判明した際や手術前の説明などは、ただでさえショックで冷静ではいられないので、なおさらでしょう。そんなときは、スマホで録音するのもひとつの手です。

しっかり話を聞いたつもりでも、自分の都合のいい部分だけを記憶していたり、思い込みから誤った解釈をしていることもあります。あとから録音を聞き返して、誤解を修正したり分からなかった言葉をネットで調べたりすれば、より治療方針への理解が深まるでしょう。家族への説明にも役立ちます。

スマートフォンのボイスレコーダー
写真=iStock.com/bin kontan
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診察時の録音はしてもいいのか

録音する場合は、注意点がふたつ。まず、事前に必ず「録音してもいいですか」と医者の了解を得ることです。無断で録音されては医者も不愉快になり、信頼関係が崩れてしまいます。「誤解がないようにあとで聞き直したいから」「家族とも情報を共有したいから」と理由を添えれば、医者もゆっくり話したり優しい言葉を遣ったりと協力してくれるでしょう。

もうひとつは、録音データを無断で第三者に渡したりSNSに公開したりしないこと。場合によっては罪に問われますので注意してください。

撮影や録画については、院内撮影禁止の病院が少なくありません。ほかの患者さんの肖像権やカルテなどの個人情報漏洩を防ぐためですので、その病院のルールに従ってください。