イラン攻撃やウクライナ侵攻など世界情勢が混迷を極める中、株式市場は乱高下を続けている。そんな相場が不安定なときにこそ大きなトレンドに注目するといい。これまでに4000社以上を取材してきた『四季報』記者が、今後、世界的に市場が拡大するであろうインフラ整備業界で世界シェアトップを誇る、日本の隠れた優良企業3社を紹介する――。
※本稿は、田宮寛之『日本人が知らない‼ 世界シェアNo.1のすごい日本企業』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。
インフラ整備は喫緊の課題
4月27日、日経平均株価は終値ベースで史上初めて6万円を突破した。その一方で、ロシアのウクライナ侵攻、米国のベネズエラ、イランへの攻撃など国際情勢は混迷を深めるばかり。国内では人手不足とインフレ進行が深刻な問題になりつつある。
こんな状況では「今のところ株価は絶好調だが、いつ暴落するかわからない」と不安を抱く投資家は少なくいないだろう。
しかし、悲観的になることはない。世の中には大きな流れがあり、その流れが逆流することがなければ、株価に一喜一憂する必要はない。そうした大きな流れの一つが「インフラ整備の拡大」である。
電気・ガス・上下水道・交通網・通信設備といったインフラは、私たちの生活に欠かせない存在だ。世界中でインフラ整備の必要性が高まっており、中長期的にその傾向が変化することはないため、インフラ整備に関連した企業には大きなビジネスチャンスがある。


