「養うのは大変、帰すのはもっと大変」
アサド政権の崩壊後1ヶ月で、近隣諸国に逃れていた600万人のシリア難民のうち、約126万人がすぐに帰国したという。
トルコにいた300万人も、今ではすでに50万人が祖国に戻った。
しかし、ドイツの昨年の帰国者はたったの6500人。
航空券や途中の宿泊費はもちろん、新生活立ち上げ支援として一人あたり数百ユーロ、家族単位なら数千ユーロもの金額が支給されるというのに、それでも帰らない。
ドイツでは、帰りたくない難民と、帰したくない政治家がしっかり心を通わせている。
難民を入れるのは簡単だが、養うのは大変。帰すのはもっと大変だ。私は、ドイツの中東難民のほとんどは、おそらくもう帰らないだろうと思っている。


