学歴は手段であって、目的ではない
9浪して早稲田大学に入学した私は、学歴という「入り口」に執着し、その先の社会でどう結果を出すかという視点が欠けていました。
対照的に田中さんは、和歌山大学夜間主コースに入学後、編入学をしつつも、その後は自分の決断で職場を渡り歩き、まず「結果」を出しました。そして結果を出した先で学歴の壁にぶつかった時、再び40歳で大学院受験という新たな挑戦に踏み出していました。
田中さんの人生を見て感じるのは、「学歴は手段であって目的ではない」という当たり前の事実です。田中さんは交渉力・統率力・体力で難題を乗り越え、そして学歴が必要だと悟った時には、苦手を克服してそれを手に入れました。
彼女のキャリアが教えてくれるのは、ペーパーテストの得点よりも、目の前の課題に対する「行動の速度」と「うまくいくまでやり切る継続力」、そして状況を冷静に判断して戦略を立てる「知的な瞬発力」こそが、社会で結果を出し続けるための本質的な力だということでしょう。


