「就活で不利」を克服するための編入学

当時、偏差値が45程度だった和歌山大学夜間主コース(編註:2007年度から募集停止)に進学した田中さんは、硬式野球部のマネージャーに精を出していました。しかし、硬式野球部の先輩達の多くが、就職内定となるのが遅かったことから編入学を選択。滋賀大学の経済学部に進学します。

筆者も大阪産業大学から龍谷大学への編入学を経験していますが、この決断は非常に共感できます。むしろ、私の場合は学歴コンプレックスからの逃避という側面が強かったように思いますが、田中さんは、就職活動における具体的な不利益を冷静に分析し、戦略的に編入学を選択しています。

私が感情的により高い偏差値を求めていた一方で、田中さんは就職という出口から逆算して動いていました。同じ編入学でも動機の明確さが全く違うため、田中さんの決断は私のかつてのものよりも素晴らしいと感じます。