“海峡封鎖”より“亡国農政”が深刻

わが国周辺のシーレーンが破壊され、エネルギーだけでなく食料の輸入ができなくなれば、深刻な食料危機が生じる。戦時中の配給制度を維持するためには、コメは1600万トン必要なのに、減反で700万トン程度の供給しかできない。半年で国民すべてが餓死する。

農水省、JA農協、自民党農林族という農政トライアングルが推進してきた減反という亡国農政のツケを、それを放置した国民が払わされることになる。日本に食料危機を起こすもの。それはホルムズ海峡の閉鎖ではなく、農政トライアングルである。

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