人脈は「受け身」ではなく「設計」する

実際、この方法で気づきを得たことがありました。次のキャリア選択として、国際機関に興味を持つようになり、自分の現状持っている人脈を分析してみると、国際機関の「ゲートキーパー」と呼べる知人がいたのです。

星歩『世界基準の仕事術』(大和出版)
星歩『世界基準の仕事術』(大和出版)

それまでは単なる元同僚として認識していましたが、改めて役割を整理することで「この人に相談すれば早い」と自然に行動の優先順位が見えてきます。

まずは「強い関係」の人たちに連絡を取り、次に「弱い関係」だけれど戦略的に意味のある人にアプローチするのです。ここで言う「強い関係」とは、年に一度でも、月に一度でも、あるいは週に一度でも、定期的に連絡を取り合っているかどうか。

悩みや迷いを率直に相談できるだけの信頼関係があるか。そして、困ったときに助けてもらった、もしくは互いに支え合った経験があるか。

これらの問いのうち、1つでも「はい」と答えられる相手であれば、その人はすでに「強い関係」にあると言えます。

いきなり重たいお願いをするのではなく、軽いコーヒーチャットをお願いする。たとえ短時間でも、直接会って話すことで、新しい情報やチャンスが自然に広がっていきます。

こうして気づいたのは、人脈とは「受け身で待つもの」ではなく「意識的に設計するもの」だということ。

しかもその第一歩は、誰か新しい人に会いに行くことではなく、自分の周りにすでにいる人を「戦略的に見直すこと」から始まります。

【関連記事】
MARCH卒、年収900万円なのに結婚できない理由が詰まっていた…仲人がぴしゃりと叱った婚活男性(36)の一言
仕事のデキない人ほどこの髪形をしている…相手から全く信頼されない「ビジネスで一発アウト」ヘアスタイル3選
「本当のお金持ち」はポルシェやフェラーリには乗っていない…FPが実際に目にした「富裕層のクルマ」の真実
2600年前から「付き合ってはいけない人」は決まっている…ブッダが説いた「人生破滅する10タイプ」
トヨタでもサントリーでもない…ハーバード大学経営大学院が教材にする従業員850人の日本の同族経営企業