首をゆっくり動かす「山本エクササイズ」

まずは何よりも「反すうから離れた状態」を実感してもらうことが大事なので、いつでもどこででもできて、気持ちが軽くなることが実感できる山本エクササイズというボディワークを紹介します。

これは私が尊敬する心理臨床家の山本貢司先生から教えていただいた方法で、「山本スペシャル」とか「山本エクササイズ」と私が勝手によんでいるものです(山本先生からの許諾はいただいています)。

基本的には、“とにかく、ゆっくりと首を左右に傾ける”のみです。

【図表2】山本エクササイズのやり方
イラストレーション=さくら

速い動きは交感神経系を活発にし、ゆっくりとした動きは呼吸・心拍・筋活動の低下を通して副交感神経を優位にします。

鈴木裕介『頭の中のひとりごとを消す方法』(池田書店)
鈴木裕介『頭の中のひとりごとを消す方法』(池田書店)

さらに「首まわりの筋肉をゆっくりと動かすこと」は副交感神経のうち、安心感を司る迷走神経のはたらきを活性化させます。

この「ゆっくりとした動きに集中すること」によって、思考にいきがちな注意を切り替え、自律神経系を調整することで身体の状態をリラックスモードに変えるのです。

職場のデスクでも、電車の中でも、どこででも手軽にできるので、心がしんどくなるほどの反すうに気づいたら、ぜひやってみてください。

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