トランプによるイランとの交渉の本気度

さて、トランプにとっての、もう一つの中東での大きな問題はイランへの対応だ。

当選直後のトランプは、イランの核兵器保有は許さない、と繰り返し発言した。だが同時に、それ以外は問題ないと付け加えていた。

そして大統領に就任すると、第一期目のトランプ政権で要職にあったマイク・ポンぺオ元国務長官とジョン・ボルトン元国家安全保障問題補佐官、そしてブライアン・フック元イラン担当特使へのシークレット・サービスによる警護を停止すると発表した。3人とも対イラン強硬派だった。かつての対イラン強硬政策そのものをむち打つような発表だった。