儲けたあとの計画がない人はダメ
これではダメだ。
儲かったらアカプルコへ遊びに行きたいとか、家を買いたいとか、スポーツカーを乗りまわしたい、美人を囲ってみたい、などと、初めに詳細な目的を持っておくのが金儲けのルールである。
金の使い方も知らない人に金儲けの方法を教えても仕方がない。おそらく酒と女に浪費するのが関の山だろう。これでは教え甲斐がない。
人生には酒と女以外にやらなければならないことはたくさんある。やはり、それをやりたいという人に教えたい。
しかも、目的がわかっておれば、どれだけ儲けさせればいいか見当がつくから、そのようにコーチができる。儲けたあとの計画のない人には何を教えたらいいかわからない。
無目的に金を儲けると酒と女に走る
学校でもそうだ。医者になりたい、という目的を持っている生徒はそれなら医学部へ進学しなさい、そして、そのためにはこれこれしかじかの勉強をしなさい、とアドバイスすることができる。しかし、進路の定まっていない生徒には、何のアドバイスもできない。
金儲けがしたかったら、金儲けは目的ではなく手段だ、ということに早く気がつくことが、成功するコツである。目的を定めて、そのために儲けるプランを立てることだ。やみくもに金儲けに精を出しても命を縮めるだけである。
無目的に金を儲けると酒と女に走りがちであることは、すでに指摘した通りだが、40歳を越えて目的のない金が儲かると、意外に酒と女にも浪費しないものである。
いや、酒と女に浪費しようとしても、体力と健康の問題があって、思うように体がいうことをきかないのだ。そこで、ふと、何か別のことがあるのではないか、と気づき、遅まきながら目的を作る。

