「面倒な仕事が一瞬で片付く」プロンプト

第2位は『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』でした。

宮崎学『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』(かんき出版)
宮崎学『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』(かんき出版)

本書の最大の特長は、さまざまな専門業務を効率化するためのプロンプト例が紹介されている点です。人事、経営企画、マーケティング、セールス、広報、財務・経理、生産・開発など、幅広い部門の「面倒な仕事が一瞬で片付く」プロンプトが詰め込まれています。

例えば、採用候補者の職務経歴をもとに、人事の「面接準備・質問リスト作成」を爆速化するプロンプトは次の通りです。

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#指示文

あなたは#応募先企業に所属し、採用面接を担当する面接官です。下記の#職務経歴書に記載された方に対して採用面接時に聞くべき質問の視点を10個提案してください。また、その理由も書いてください。

##応募企業

・○○○株式会社

・会社URL

##職務経歴書

(ここに候補者の経歴や志望動機などを書く)

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たったこれだけで、採用候補者の職務経歴をもとに、相手に合った質問案を作成できます。「候補者の氏名や生年月日、住所など、個人を特定できる情報は入れない」など、活用する際の注意点を明瞭に示してくれているのもポイントです。

「あれもこれも専門的な仕事だから、自分にしかできない」――そう思い込んでいては、あなたの負担は増えるばかり。貴重な時間をより重要な業務に投資できるよう、生成AIを味方につけてみませんか。

コミュ力が高い人の「姿勢」

第3位は『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』でした。

安達裕哉『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』(日本実業出版社)
安達裕哉『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』(日本実業出版社)

著者の安達裕哉さんは、デロイト トーマツ コンサルティング(現アビームコンサルティング)で東京支社長、大阪支社長を歴任し、8000人以上のビジネスパーソンに会ってきた経営コンサルタント。2023年、2024年に日本で一番売れたビジネス書(トーハン・日販調べ)『頭のいい人が話す前に考えていること』の著者でもあります。

あなたは、ビジネスの現場における「コミュニケーション能力が高い人」というと、どんな人物を思い浮かべるでしょうか?

安達さんが断言するのは、ビジネスの現場における真のコミュニケーション能力とは、相手の要求を「気を利かせて」読み取り、「自分のアウトプットをだれかに利用してもらうための力」であるということ。相手に察してもらおうとしたり、相手の感情や事情を決めつけたりすることなく、明確に伝え、確認し、聞き続ける姿勢こそが成果を生むのだといいます。そして、それらを実現するためのノウハウを具体的に紹介しています。

おそらく多くのビジネスパーソンにとって、本書は耳の痛い内容でしょう。ですが、熟読すれば、ビジネスパーソンとして飛躍的にレベルアップできるはず。すべてのビジネスパーソンに読んでほしい、明日からの仕事が変わる一冊です。