「中途半端に頭のいい人」の弱点

最後にご紹介したいのは、第6位の『こうやって、すぐに動ける人になる。』です。

ゆる麻布『こうやって、すぐに動ける人になる。』(PHP研究所)
ゆる麻布『こうやって、すぐに動ける人になる。』(PHP研究所)

本書の著者は、ゆる麻布さん。連続起業家として数十億円規模の事業を複数経営し、Xアカウント開設からわずか半年でフォロワー6万人を獲得しています。

本書は、そんなゆる麻布さんが、読者に容赦なく喝を入れる一冊です。

特に強調されているのは、とにかく動け、自分の人生を取り戻せというメッセージ。ゆる麻布さんは本書で、成功する人は行動力があるとする一方、中途半端に頭のいい人ほど「できない理由」を考えすぎて動けなくなると指摘します。きっと多くの人がギクッとするのではないでしょうか。

そんな「動けない」あなたにおすすめされているのは、ネガティブな考えが頭に浮かんだ瞬間、パンッと頬を叩くという習慣。これは脳科学でも実証されている「すぐ動くための方法」で、ゆる麻布さん自身も実践しているといいます。そして、悩むというプロセスを排除するだけで、仕事のスピードは一気に上がり、人生は確実に良い方向へ進んでいくと断言しています。

人生を変えたいけれど、何から始めればいいかわからない……そんな人にぜひ手に取ってほしい一冊です。

今月も、生成AIからお金の知識、リーダーシップまで、幅広いジャンルの本がランクインしました。また、先月第2位だった『体力おばけへの道』が第18位、先月第11位だった2023年4月刊の『頭のいい人が話す前に考えていること』が第20位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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