週末のサウナで後悔を汗とともに流す

私のサウナ通いは、今年で25年目を数えます。始まりは赤羽でした。激務に明け暮れていた20代、疲労を引きずり、遅い昼飯を食べようと駅前を彷徨さまよっていた日曜日でした。ふと顔を上げると、雑居ビルの赤い看板が目に入ったのです。

「こんなところにサウナがあったんだ」

体に溜まった疲労と心に積もったストレスを、汗で流してしまいたいと思ったのでしょう。自然と足が向きました。

(構成=渡辺一朗 撮影=宇佐美雅浩)