京都発祥のラーメン店「天下一品」には直営店とフランチャイズ店が存在する。マニアの間では「直営とフランチャイズでは味が違う」という通説があるが、ラーメンライターの井手隊長氏は「かつては店ごとの違いが大きい印象があった。だが、今は統一化に向かっている」という――。
※本稿は、井手隊長『天下一品 無限の熱狂が生まれる仕掛け』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
エリア別スーパーバイザーが店舗を管轄
「天下一品」では各地を担当するスーパーバイザーがいて、店舗を管轄している。
スーパーバイザーの担当は関東、関西とざっくりエリアごとに分かれているが、フランチャイズのオーナーが複数店舗を展開していることも多いので、そういう場合は1人のバイザーがそのオーナーの展開店を担当する。
新店舗のオープンのたびに、従業員の研修などを行ない、オープン後も都度店舗を回って指導する。従業員の年齢は幅広く、アルバイトの学生や外国人もいるので、指導のハードルは高い。東京では上野店や秋葉原店などは外国人従業員が多い。一方で、外国人の来店客も多いので、外国人従業員を入れることで、言語面で助かっている部分も多いそうだ。
店舗マニュアルや接客マニュアルを用意し、アルバイトスタッフもそのマニュアルどおりに仕事をしてもらう。

