泣きながら右手で給食を食べた

実は、礼さんは左利きにまつわる悲しい過去があった。

保育園に通っていた幼少期、左手でスプーンを持って食べようとした際に、保育士から「左手で持つならもう給食を食べさせないよ」と言われ、泣きながら右手を使った記憶があるという。

小学校に入ると親から筆記具を右に持つよう言われていたため、家では右手を使っているように振る舞った。「母に対して、祖父母からの『みっともないから直させなさい』っていうプレッシャーがあったと、大人になってから聞きました」と礼さんは振り返る。