35歳を超えて、私はブスになった

ここまで「女の賞味期限」について、結婚や妊娠の可能性というシビアな理由から説明してきた。それに加えて――少し箸休め的に、私自身の体験も書いておきたい。

私自身、35歳を超えて、すっごいブスになったのよね。

世間では、「女性は何歳になっても美しい」「大人の女性の円熟した魅力に男は夢中になる」「女性が本当に輝くのは40代から」ということになっているじゃない?

アレ、真っ赤な嘘。

私は比較的、容貌に恵まれ、一般人の中では「美人」の端くれとして生きてきた。同性から「あなたの顔は本当に美しいね」とまじまじ言われ、狙った男は落とせるし、周囲からチヤホヤされ続けるくらいの美貌は備えていたつもりなの。

確かに、アラサーくらいまでは、その美貌は衰え知らず。髪は豊かで、フェイスラインも綺麗だし、シワもなければお肌もつるりと美しい。

あなたたちが無邪気に感じているように、自分の美しさは不滅だとは言わなくても……とても、とても長いこと続くんだって、ピュアに信じることができていた。

でも、その「美」が効力を保っていたのは、せいぜい33歳くらいまで。35歳を過ぎたあたりからは明確に、「あぁ、自分の美しさは確実に衰えるのだ」と思い知らされることになる。

何が起きるか、若いあなた方に、詳細に教えてあげよう。

肌の手入れをする女性
写真=iStock.com/yanyong
※写真はイメージです

夜な夜なピンセットで白髪を抜く

まず髪が薄くなるでしょ。ボリュームダウンして、なかなかヘアスタイルが決まらない悩みが出てくる。その上、髪には白髪が混じり、夜な夜なピンセットで髪を抜く「羅生門ルーティン」が板につく。

ほうれい線は濃くなり、口元にはマリオネットライン、目元にはゴルゴ線が入るようになるなど、顔中にやたらと変な線が現れるようになる。

頬はたるみ、目の下は窪み、フェイスラインはボケてメリハリのない顔に。全身の肉は柔らかく崩れ、尻も腹も二の腕も、重力への敗北を加速させる……。

35歳に差しかかったあたりで、容赦のないババア化が待っている……と覚悟しておいた方がいいし、そこから逆算して人生を設計するべきだって思う。

つまり、まだ若くて可憐で可愛いあなたたちは、その美の効力があるうちに良い男をとっ捕まえて、真っ白なウェディングドレスで写真でも撮った方がよくない? と思うわけよ。

言っておくけど、若さや美しさが大事なのは、「婚活」の文脈だからというのはわかってほしい。老けるのは心情的には残念だけど仕方がないし、当然ながら悪いことでもない。