2003年の退職金は2499万円→2022年は1896万円

今では中高年世代を取り巻く環境は大きく変わっている。

収入を支える日本の経済や企業の状況は一変し、業績の低迷や年功賃金の是正によって2000年以降、中高年社員の給与水準は抑制されてきた。同時に老後の生活資金である退職金も減少し続けている。

厚生労働省の調査(就労条件総合調査)によると、2003年の大卒の定年退職金の平均額は2499万円だったが、5年後の2008年には2280万円に減少。2013年には1941万円、2022年には1896万円にまで下がり、老後の生活に必要な資金とされる2000万円を割り込む状況になっている。もし、住宅ローンの残債があれば、それを払うだけで蓄えにならないかもしれない。