お土産に持って行って喜ばれるのはどんなお菓子か。国内外で2万個以上のスイーツを食べた製菓衛生師の宮本二美代さんは「有名パティスリーや老舗店舗の品は、ブランド自体に『品質保証』のような力があり、あげる人の誠実さやセンスのよさを示すことができる」という――。
※本稿は、宮本二美代『教養としてのお菓子』(Gakken)の一部を再編集したものです。
「あなたを想って」が伝わるお土産
仕事帰りや旅先で、ふと目に留まったお菓子。「家族に食べさせてあげたいな」と思う瞬間は、何よりも温かい愛情の表れです。そんな気持ちがこもったお菓子の手土産は、家族との時間を豊かにし、日常に小さな幸せを届けてくれます。
「あなたのことを想って買ってきたよ」という心配りの証となるでしょう。家族にとっては味以上に、「覚えていてくれた」「気にかけてもらえた」という気持ちが嬉しいもの。ただし、“誰に”を意識した選び方が大切です。
①お子様に
・見た目が楽しい、キャラクター使用やカラフルなお菓子
・一口サイズや小分けでシェアできるもの
・季節イベントに合わせた限定パッケージ(クリスマス、ハロウィンなど)
※ 可愛い型抜きができるパズルのような、美味しくて遊び心のあるバウムクーヘンなど人気が高いです。
例)「カタヌキヤ」(https://www.katanuki-ya.com/)
高齢の両親には歯にやさしいお菓子を
②パートナーに
・一緒に味わえるちょっと贅沢なスイーツ
例)季節のショートケーキ、高級チョコレート、リッチなアイス
・コーヒーやお茶に合う焼き菓子
・「あなたと食べたくて買った」という、さりげない一言で特別感が増す
③高齢のご両親に
・甘さ控えめで食べやすい和菓子(羊羹、どら焼き、最中)
・柔らかく歯に優しいお菓子(抹茶プリン、ゼリー、わらび餅)
・食べやすさと健康を意識(例:柔らかい和菓子、米粉や抹茶のお菓子)
④家族みんなでシェア
各種詰め合わせタイプや、クッキー缶など
誰の笑顔を想像して選ぶかで、お菓子の意味も変わります。家族がお揃いの時は、あえて個包装ではなく、みんなで楽しめるクッキー缶や、ホールのバウムクーヘンなどもぴったりで、「美味しさ」と「時間を共有する楽しさ」も生まれます。


