仕事の手土産や差し入れはどうやって選べばいいのか。国内外で2万個以上のスイーツを食べた製菓衛生師の宮本二美代さんは「値段が高すぎると気を遣わせるリスクがあり、安すぎると軽んじられたと誤解される可能性がある。大切なのは『相手に合わせて選んだ』という気持ちが伝わることだ」という――。

※本稿は、宮本二美代『教養としてのお菓子』(Gakken)の一部を再編集したものです。

贈り物
写真=iStock.com/EyeEm Mobile GmbH
※写真はイメージです

手土産が第一印象を左右する

ビジネスでの手土産は、「高すぎず安すぎず」が基本のルールです。その時に大切なのは、誰に、どんな目的で渡すのかを意識して、シーンごとに選ぶこと。

これから、代表的なビジネスシーンごとにおすすめのポイントと、目安の価格帯をご紹介します。なお、価格帯はあくまでも目安であり、関係性や状況によって柔軟に変わっていきます。

商談の冒頭や、訪問時の挨拶代わりに渡すお菓子は、相手との関係性を円滑にし、第一印象をよくするチャンスです。例えば、東京・銀座の有名店のフィナンシェや、落ち着いた和の包装のお菓子は、格式ある企業への訪問時に安心して選べます。

取引先には「高級感・格式」を意識

⚫一般的な訪問やご挨拶

選び方のポイント:軽やかでセンスのあるもの。小ぶり・日持ちのよさが必須。個包装・常温保存が可能なものを選ぶと安心です。

おすすめ:地元の名店や老舗の焼き菓子、シンプルで万人受けするクッキーやマドレーヌなど。

価格帯目安:高すぎず安すぎず、初対面の場合は2000〜3000円

⚫取引先・役職者への訪問

選び方のポイント:高級感・格式を意識。和菓子や有名ブランドも◎。

おすすめ:たねやのふくみ天平、京菓子處 鼓月の華、和光や資生堂パーラーのクッキー。

価格帯目安:5000〜6000円程度

たねやのふくみ天平
たねやのふくみ天平(プレスリリースより)