大企業をはじめとする会社の経営者には、学生時代にアメリカンフットボールを経験した人が少なからず見受けられます。そのアメフトで、体力やテクニックよりも重要なのが、相手がどういったプレーをしてくるかを予測し、自分たちがどう戦うかの作戦を組み立てる「ゲームプラン」。経営との共通点も少なくありません。アメフトならではの頭脳プレーをマネジメントに応用するヒントをご紹介しましょう。

「アメフトで学んだことって、そのまま経営で通用するよね」

私がアメリカンフットボールに興味をもったのは、高校生のとき。テレビでアメリカンフットボールを観て、「大学生になったらアメフトをやりたい」と思ったのが最初です。

アメフト部がある大学を目指して、京都大学に進学し、入学後は計画どおり、アメフト部に入部。もっとも、骨折したり、ついでに心も少し折れたりして、練習自体にはそれほど真面目に参加しませんでした。

(構成=冨田ユウリ 図版作成=大橋昭一 撮影=葛西亜理沙)