会社としての基本理念がなければ、社員はどこに向かって進めばよいか、迷ってしまいます。そうならないためには、多角的な視点で未来を見据え、会社として何をやるのかを明確にする必要があります。たとえば、西暦でいえば2050年の世界はどのようになっているのか。この年、世界の人口は100億を超えるという予想もあります。ビジネスにおいて先を読み、未来を予測するための「2つの目」についてのお話です。

「ビジネスとともに、仲間とともに、成長していく」

最近はビジネスシーンで「パーパス」という言葉が注目されています。

パーパスとは目的や意図という意味。「会社は何のために存在するのか」という会社のパーパスだけでなく、「社員は何のために働いているのか」という社員のパーパスも重要だといわれています。

(構成=冨田ユウリ 図版作成=大橋昭一 撮影=葛西亜理沙)