「ビッグマック指数」をご存じでしょうか。世界中のマクドナルドで、同一メニューとして売られているビッグマックの販売価格を指数とすることで、その国や地域の購買力や経済力を測るという取り組みです。イギリスの経済誌「エコノミスト」が毎年、指数として世界のビッグマックの価格を発表しています。今回は、そんな指数のお話。さらに、年間を通じて商品の売れ行きや売れ方を予測するための「季節指数」について、サイゼリヤの事例をご紹介します。

「ビッグマック指数」で、国や地域の購買力や経済力がわかる!?

2000年に43歳でサイゼリヤへ入社して以来、私はアメリカのロサンゼルスでの「定点観測」を行ってきました。飲食店やショッピングモールを回り、なかでも毎年行くのを楽しみにしていたのは、世界最大のディスカウントストアであるウォルマートです。

ウォルマートは行くたびに、置かれている商品ががらっと変わっています。

(構成=冨田ユウリ 図版作成=大橋昭一 撮影=葛西亜理沙)