結果を出す人の対応は何が違うか。営業コンサルタントの菊原智明さんは「いかにもたくさん仕事を抱えていて大変な雰囲気を醸し出している人は、実際は標準以下の成績しか残せず苦しんでいることが多い。確実にチャンスをつかみ、結果を出し続ける人は総じてクイックレスポンスだ」という――。
※本稿は、菊原智明『決定版 「稼げる営業」と「ダメ営業」の習慣』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
チャンスをつかみ損ねる営業の電話対応
稼げる営業はいつも暇そうで、
ダメ営業はいつも忙しそうにしている。
先日、証券会社の営業に問い合わせの電話をした時のことです。
新しい商品について聞きたいことがあり、電話をしたところ「今、ちょっと手が離せなくて……すみません。かけ直します」と言われてしまいました。
そして数時間後「今日はバタバタしていましてね。電話が遅れてすみません」と電話がかかってきたのです。いかにもたくさん仕事を抱えていて大変な雰囲気を醸し出しています。
この営業はいつ電話しても忙しそうです。「さぞかし成績がいいのだろう」と思っていましたが、実際は標準以下の成績しか残せず苦しんでいます。
ただこの営業のように電話に出てくれるだけまだいいほうです。中には電話自体に出てくれない営業もいます。留守電にメッセージを残しても、その日のうちに電話がかかってきません。
そして忘れた頃に連絡があり、その頃には用事自体を忘れ「なぜこの人に連絡したのか覚えていない」なんてことになります。そのころにはすでに他社にお願いしています。
ダメ営業はこうしてチャンスをつかみ損ないます。
稼げる営業はお客様の電話にすぐに出ますし、もし出なかったとしてもすぐにかけ直してくれます。

