中国から学べ
日本は、この事実を中国から学び返さねばならない。
通貨は国力と一致していれば動かすのは難しいが、国力に比べた円高の時の円安誘導はさほど難しいものではない。日銀の米国債購入、ドル預金の為替益の非課税化、ドル建て日本国債の発行等いくらでも方法がある。
今、円安が進行すれば、Xデーの引き金を引くので、軽々しく円安誘導はできないが、Xデー後の新生日本では為替のレベルは極めて重要だ、その認識を政治家、マスコミ、国民も持たなくてはいけない。
通貨が国力よりも強すぎる南欧や日本の経済は低迷し、通貨が国力より弱いドイツ経済は絶好調なのだ。経済力に合致した通貨を持つのは最高の国益である。