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昨今、日本では「グローバル人材」という言葉がやたらと注目されています。しかし、この言葉はなかなかの曲者だと私は考えています。何より「グローバル」の定義がはっきりしません。日本語だと「世界的」「世界中」ということなのでしょうが、そもそも「世界中どこでも活躍できる人材」なんてなれるものなのでしょうか。

その問いに対して興味深い示唆を与えてくれる研究があります。それは米インディアナ大学の高名な国際経営学の研究者であるアラン・ラグマン教授が2004年に発表したもので、世界の大企業における「グローバル企業」の割合を調べるという内容でした。