元大阪市長・大阪府知事で弁護士の橋下徹さんであれば、ビジネスパーソンの「お悩み」にどう応えるか。連載「橋下徹のビジネスリーダー問題解決ゼミナール」。今回のお題は「ネットとマスメディア」です──。

※本稿は、雑誌「プレジデント」(2025年8月15日号)の掲載記事を再編集したものです。

元大阪市長 橋下徹氏
撮影=的野弘路
1969年生まれ。大阪府立北野高校、早稲田大学政治経済学部卒業。弁護士。2008年から大阪府知事、大阪市長として府市政の改革に尽力。15年12月、政界引退。最近の著作に『政権変容論』(講談社)、『情報強者のイロハ』(徳間書店)などがある。

Question

ネットの影響力が増える中、テレビ報道などマスメディアの今後は?

参議院議員選挙など大型選挙が続きますが、最近はSNSをはじめとするネット情報が大きな役割を果たしています。一方でテレビや新聞などのマスメディアも「ファクトチェック」を試みたり、選挙期間中の報道に踏み込んだりと努力しています。ネットとマスメディアの双方に関わりが深い橋下さんは、今後の動向をどう見ますか?