製造業が国内GDPの牽引役だった時代は過ぎ、日本の労働生産性の大きなウエイトを占めるのがサービス産業です。しかし、2000年代からその資本装備率が停滞、今や日本のサービス業の労働生産性はアメリカの半分以下となってしまいました。宮本教授は「価格競争」に転じたツケが今きていると言います――。
サービスセクターの生産性が日本全体に影響する
GDPが上がらない、物価も、賃金も上がらない。そんな日本になった原因のひとつに、労働生産性の低迷があります。日本の労働生産性は、先進国に比べて非常に低いことは、第2話でも触れました。
製造業の生産性はそれなりに推移してきたと言われています。大きな問題になるのが、サービスセクターの労働生産性なのです。
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(構成=大竹聡 図版作成=佐藤香奈 撮影=大沢尚芳)

