コロナ禍からの回復によって、社会全体はあわただしく動き、一見景気が良くなってきたような状況の一方で、「格差社会」がさらに拡がっているという言説も見聞きします。約20年もの間、経済成長できずにいた日本の家計所得を検証すると、「共同貧困」という衝撃の実態が浮かび上がってきます。

値上げしやすい海外との事業を展開する企業は強い

なんとか浮上のきっかけを掴みたい日本経済。全体として予断を許さない状況が続きますが、その中で業績好調の企業もあります。

直近のデータを見ると、コロナ禍からの回復を受けて運送、特に空輸関連が伸びています。ほかに医薬、化学関連も悪くはありません。