川端さんが支店長だったとき、ある新商品の販売戦略について、本部の方針とは違う判断を下したそうです。もちろん、社内への事情説明が必要になってきますが、そのときの姿勢・態度が重要だと言います。(2021年6月28日レター)

最終回は、会社のマネジメントのあり方について話をしましょう。

アース製薬は、私の前は2代続けてオーナー家が社長をつとめ、トップダウン経営によって会社の業容を拡大させてきました。トップダウン経営のよさは、決断が早いこと、社長の指示のもと全員が一丸となって突破力を発揮できるといったことにあります。

(構成=村上敬)