今回は特集タイトルにもある「顧客と一体になる」方法について、語ってくれました。そこにも、30年間続けている弓道の教えが生かされています。(2021年5月17日レター)

弓道は、的までの距離が28mあります。距離に気を取られると、さまざまな雑念が浮かんで力みが生じ、的を外してしまいます。そこで、「的と向き合うのではなく、一体になりなさい」と指導されます。

マーケティングの世界では、「お客様目線が大切」とか、「お客様の立場に立って考えよ」などと言われますが、お客様とは「向き合う」のではなく、「一体になる」べきです。お客様と一体化するとはどういうことでしょう。それは非常にシンプルで、「自分自身がお客様になる」ということです。

(構成=梅澤聡)