民間企業と寺院がタイアップ…外資系金融会社も納骨堂事業に参入

自動搬送式納骨堂は、民間企業と寺院とがタイアップして運営にあたるケースが多い。近年では、外資系金融会社も納骨堂事業に参入していた。遺骨を収められるカロート数は1棟あたり、数千基から1万基以上の規模感である。1棟あたりの建設費は数十億円に上る。

しかし2010年代後半に入ると供給過多になり、需要が追いつかなくなってきている。自動搬送式納骨堂では破綻事例も出てきている。アナログのロッカー式納骨堂とは違い、自動搬送式納骨堂はコンピューター制御だ。通電が止まり、システムが動かなくなれば遺骨の取り出しは難しくなる。

現在、自動搬送式納骨堂に代わってトレンドの主流になりつつある永代供養が、樹木葬である。樹木葬は、野山での散骨のイメージを持つ人も少なくないが、自然の山中で散骨できるタイプは限られている。